SPECIAL FEATURE
画家フィンセント・ファン・ゴッホの絵でとりわけ印象的なのは、力強いタッチや強烈な色彩ではないでしょうか。
しかしタッチの向こう側に目を凝らすと、ゴッホは生涯の中で同じようなモチーフを何度も描いていることがわかります。
今回ユニフォトプレスではあえて有名な作品に着目せず、幾度も繰り返し描かれたモチーフ(題材)を切り口にゴッホの作品を選んでみました。関連する写真も多数ご紹介いたします。
過去にもゴッホの貴重な作品画像を集めた特集がございます。あわせてご覧ください。
Category : 絵画
Date : 2019.07.22
ゴッホは「刈る農夫」「土を掘る農夫」「土に種をまく農夫」といった、農作業をする人々を多く描きました。特に「種をまく農夫」のモチーフは、執拗なほど登場します。これは、ゴッホが牧師の息子として生まれ、自身も画家になる前は牧師を目指していたことに関係していると言われています。種まきこそ現在ではトラクターがその役割を担っていますが、変わらず畑で作業する人たちの写真もあわせて集めました。
ゴッホの絵に出てくるモチーフで、多くの人は麦畑を思い浮かべるのではないでしょうか。彼の人生の後半におけるあの荒々しいタッチは、麦畑の生命の強さととても相性の良いものでした。ゴッホの南フランスでの楽園を表しているとされる黄金の麦畑。彼の絵画とあわせて、ゴッホの作品のような美しい麦畑の写真もご紹介いたします。
ゴッホの絵には、背景に教会が書き込まれているものがいくつか存在します。その小さな存在は言われないと見過ごしてしまいそうですが、確かに描かれた教会の描写に、宗教を原点に持つゴッホの執念を垣間見ることができます。また彼はラザラス、ピエタ、サマリア人などキリストそのものやキリストに関わる人の姿も描いており、宗教の画家ともいえる一面を見せています。
1888年に南フランス・アルルに到着して以来、有名な「ひまわり」を含め、ゴッホは多くの花をモチーフに描きます。この時期ゴッホはゴーガンと共同生活を始め、画家の理想世界を実現させようとしていました。彼の満ち足りた時間が、描かれた花の溢れるような色彩に表現されています。フランスで写された美しい花の写真とともに、ご紹介いたします。
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