英国立海洋博物館　～海洋史最大の秘蔵品～

1/48スケール。50個の砲台がついた1965年ごろの2階建船の模型。

1/48スケール。50個の砲台がついた1965年ごろの2階建船の模型。（別角度）

ポーツマス号の砲術係下士官を務めたトーマス・フィリップによる船の断面図。1690年。

1/48スケール。1790年ごろのグルジア様式・2階建船。

ウィスキーボトルの中に収められたスクーナー船「カリーン・アンド・メイ号」。1900年。

マホガニーと真鍮で装飾され、収縮する三つの真鍮製バレルがついている望遠鏡。

上には木製のハンドル、下にはひし形の真鍮製フレームがついており、"Ino Hinde London"とサインが入っている。

当時のほかのコンパスとは違い、回りの金属や磁気の影響を受けにくいコンパス。二重構造や、針の上下に薄い鉄を敷く様な工夫をしている。

地球儀。 インディアンがいる場所にはテント、また動物や船が描かれる等地理的なシンボルがちりばめられている。

H1型海洋計時。1730年か1735年の間に開発され、海上における経度の測定に役立った。

捕鯨用ハープーン銃。製造者と所有者の名前が刻印され、ストック部分に"RESOLUTE"(決意）とかかれている。

トラファルガーの戦いで使用されたといわれる号笛

スペイン製の剣。英国海軍の職員によってマドリードで新品で購入されたもの。ライオンの装飾の様式にドイツの影響が見られる。

剣先が曲がった短剣。柄が鰐革と象牙で出来ている。キャプテン H.T.A. ボサンケーが所有していた。

装飾用の留め金がついた真鍮製の帯飾り。

ペリドットで飾られ、アンカーの形をした黄金のブローチ。

ウィリアム・ターナー作。1805年トラファルガーの戦いを描いた作品。

帆を翻すオランダの小型商業船。帆やロープが細かく描写されている。左右に小さな船の陰が見える。

波打ち際で船の残骸を拾う二人の男の子と一人の女の子。男の子の一人は女性の形をした船首像を拾い上げようとしている

キャンパーダウンの海戦。港でダンカンの旗艦がオランダの船と対戦している。ダンカンの船に青い旗や赤と白の旗が見える。いずれも攻撃の合図を表している。

第一次英蘭戦争で砲撃を受けるイギリス船。17世紀の始め、イギリスとオランダの利害が対立していた。

北極でホッキョクグマを捉える一場面。左側にオランダの捕鯨船が見える。船の先端に「けた」がついており氷の間を通ることができる。

浅瀬で止まる石炭を積む船。デックから垂れ下がる鉄製の滑車を通じて、下で待つカートの中へ石炭が落とされていく。

1798年、ナイルの海戦。アレクサンドリアでフランスの艦隊を攻撃するネルソン。

２隻の船が嵐に揺さぶられ、岩の海岸に打ち上げられようとしている。メインのマスト以外一部壊れている様子が描かれている。

18世紀、１８世紀の英国海軍がユニオンジャックを翻している様子。左下に2人の事務官がボートで船に近づき、船のデックでは待ち構えてる男が確認できる。

第一次世界大戦中、ダズル迷彩が施されたの護衛艦。手前の船にはアメリカの国旗が見られる。厚塗りで表現された波が特徴的。

絵の大半を占める船の穂先にイングランドの王室紋章が確認できる。このことからこの船がチャールズ1世の持ち物だと推測できる。

左側に水路の行き止まりをさす赤いビーコンが、右側にブリストル海峡が見える。

ナポレオン3世と皇后ユージーンがシェルブール＝オクトヴィルを訪れる様子。

手前の船は砲台を積み、明るい光に照らされている。船は１８世紀半ばに英国海軍で使われた最も小さいタイプの２階建船。

定期客船タイタニック号。ベルファストにて、オリンピック号と並んでいる。

ルイジアナ号の食堂（ファーストクラス）。1893年。装飾はイタリア様式。椅子は悪天候でも動かないよう固定されている。

スワヒリ海岸にて、静かに停泊する船。

ハリヤード・ブロックを上る水兵たち。ロープをしめている。

クルーズ船・クイングスホルム号。デックからグレイシャーが見える。

ギリシャの島・サントリアーニに近づくのを静かに待つ水兵たち。

クライドバンクにて、ジョン・ブラウン社内で技巧者が黄銅を仕上げる工場。

クロアチア・アッバツィア（オパティヤ）市。船内の不審な搭乗者に警戒する警察。

アンカーを下ろす遠洋定期船・オークニー号。

客船・アキタニア号。1914年。陸から離れる様子。

アキタニア号のファーストクラス・サロンルームの内部。1914年。

バルモラル城号の中にあるファーストクラス・喫煙室。1910年。

アイルランド・ダブリンの税関所。すぐ横を停泊しているのは1953年に誕生したレディ・グウェンドリン号。

ガラパゴス島にたたずむペリカン。その後ろをクイングスホルム号が進む。

オリアナ号の船尾。オリエント・ラインの中で最も大型の船だった。

ウィンザー・キャッスル号が照らす光の先に、港がうっすらと見える。カナリー島、サンタクルーズにて。

平面天球図。クリストファー・コロンブスが中央アメリカに向けて4度航海したことを示す。

1418年-1498年、インド洋航路の発見をしたヴァスコ・ダ・ガマ

当時のポルトガル船。当時世界の東側にあったスパイスや絹を求めて航海していた。

1492年-1504年、イタリアのクリストファー・コロンブスがインドへ到達するために大西洋を横断し、新大陸を発見する。

Americae Retectio：コロンブスとアメリカ州を探検したアメリゴがアメリカ大陸と示されている。

1517年-1522年、ポルトガルのフェルディナンド・マゼランによる世界一周。

世界一周後に作成された航海地図。

1577年-1580年、世界で二人目、イギリスで初めての世界航海をしたフランシス・ドレイク。エリザベス一世より賜った宝物を纏っている

1662年、オランダの地図印刷職人による世界地図。

航海の行く手を阻んだ海賊。黒髭は、後の小説や劇、映画などに登場する海賊の典型例となった。

海賊たちの頭蓋骨をモチーフにした旗。

宝船に接近する海賊たち。

書籍「歴史的な海賊」に登場する海賊の挿絵。

1768年-1760年、イギリスのジェームズ・クックによる３度の南太平洋探検。

ジェームズ・クックは探検より、オーストラリアに到達やハワイ島を発見している。

ホレーショ・ネルソンは、アメリカ独立戦争、ナポレオン戦争などで活躍したイギリス海軍提督。

英国本土侵攻を阻止したトラファルガー海戦（ナポレオン戦争1805）の様子。