ユニフォトプレスは大英図書館:画像サービス部門の公式パートナーで、
所蔵する資料画像の提供を行っております。
大英図書館には、前身である大英博物館の図書資料を含む約1400万冊近くの書籍のほか、世界中の 3000年分にわたる写本や貴重資料が多数収蔵されています。大英図書館では、マグナ・カルタやグーテンベルク聖書、レオナルド・ダ・ヴィンチのノートやベートーヴェンの楽譜、そしてビートルズの手書き草稿にいたるまで膨大な資料を収蔵・管理しており、人類の歴史的遺産の宝庫といえるでしょう。
ユニフォトプレスは大英図書館の画像サービス部門の日本・アジア地域における公式パートナーであり、所蔵資料の画像の提供を行っています。本ウェブサイトからは現在約1万枚の画像をご覧頂くことができ、今後も追加予定です。
以下より大英図書館所蔵資料の一部をご覧いただけます。お探しの画像がございましたらお問い合わせください。
世界的に、広く木版印刷や活版印刷術が普及する以前は、全般的に本は書き写されるものでした。中世ヨーロッパにおいて写本は、キリスト教を中心に行われ、組織的に作られました。その当時の写本の中には、しばしば美しい挿絵があり、美術品としても価値が高いものも存在します。日本でも、仏典の木版印刷が用いられ始めた以降も、修行の一環としての写経は続けられ、それは今日においても引き継がれています。写本では、人による作業の為、書き写される過程でたびたび誤字脱字・誤読などが生じ易かったようです。原文を正確に伝承するという意味では、これはマイナスになりますが、一方で写本がどのように伝わっていったかを考察する為には役立ち、その背景にある文化、言語的特性を検証する素材ともなるようです。
意外に思われるかもしれませんが、ロンドンの大英図書館には大英博物館から引き継がれた、絵巻物や浮世絵、日本の古版本が多く保存されています。ここでは、有名な源氏物語や伊勢物語といったものや、御伽草子(奈良絵本)を中心にご紹介いたします。この他にも、幕末から明治にかけて日本に滞在し、日本研究にも造詣の深かった英国外交官アーネスト・サトウのコレクションをはじめとして、著名なコレクターによる日本コレクションが多く所蔵されています。
1842年の著作権法の改正以来、イギリス国内では納本制度が採用されています。納本というのは、日本の国会図書館でも採用されている制度で、本の出版後、必ず1冊を大英博物館図書館に納さめるという義務に関するものです。連合王国とアイルランドの出版物すべてを一 部ずつ受け取る事から、蔵書は毎年300万点ずつ増えており、現在およそ1億5千万点近くになるそうです。ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』のような有名な本や、世界史に登場するような重要な事柄に関する書類、レオナルド・ダ・ヴィンチのような偉人の残した手書きの原稿なども所蔵されています。
収蔵品には、本以外にもここでご紹介する地図や絵画、また、新聞・雑誌や特許書類や切手コレクションもあります。さらに、サウンド・アーカイブには、19世紀の円筒形レコードから最新のCD、DVDまで、ナイチンゲールの肉声など歴史に残る音の記録物などもあります。
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